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紳士靴のソール交換しました。

紳士靴のソール交換しました。

今回は、レザーソールで同じような仕様でのご依頼です。

修理のbefore、Afterは一番下のリンクからどうぞ。

あまりご存知ない方も多いですが、レザーソールにもいくつかの種類があります。

当店で基本的に使用しているソールは、ベルギーソールと呼ばれる、名前の通りベルギー産のレザーソールになります。

¥40,000~¥60,000くらいの価格帯の紳士靴に多く使用されています。

それ以上の価格の靴にも使用されている事もあります。

同じ価格帯の靴には、イタリーソールと、これまたイタリア産のレザーソールが使用している靴も多くあります。

イタリーソールはギンの仕上がりがあまり良くないので当店では使用していませんが、ご希望されれば、イタリーソールでの交換もできます。

価格が高い靴に使用されているレザーソールですが、減るのがとにかく早いです。

ですので、底張り(半張り)を最初にする事を当店では特におススメしてます。

今回はチャーチの紳士靴のソール交換です。

カカトはそんなに減っていません。

ですが、ソールの中央に穴が開いてしまっています。

お客様は、底張り(半張り)はしたくないので、またレザーソールでの交換を希望されました。

通常ご用意できるベルギーソールでもいいのですが、耐久性のかなり高いレザーソールをおススメさせていただきました。

ドイツ産のJon.Rendenbach社製のオークバーグレザーソール、通称JRソールです。

樫の木のタンニンで鞣して、約1年ほどの長い月日をかけて製造されているレザーソールになります。

ヨーロッパ産の高級紳士靴、価格帯でいうと¥100,000を超える紳士靴に多く使用されています。

靴好きの方はご存知の方も多いと思います。

元と同じようにオープンチャネルで仕上げています。

ヒデュンチャネルにもできます。

中のコルクも新しいものに交換しています。

ヒールも新しく作りなおしました。

カカトは国産の部材を使用しています。

ソールと同じJRのダヴのカカトもご用意できます。ご相談下さい。

通常のレザーオールソールより料金は高くなりますが、レザーソールの履き心地、レザーのソールの音が好きな方で、ソールの耐久性を求められる方は是非一度お試し下さい。

なお、雨の日用にレザーソールからラバーソールに交換などもお受けできます。

カカトだけの修理、底張りなど修理の事などご相談承ります。

紳士靴 レザーオールソール (両足) ¥12,000(税別)~

ヒール、カカト、ソールの使用等で料金がかわりますので、要お見積りになります。

お見積りは無料です。

お気軽にお問い合わせください。

 

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